脳内模写

言葉で描ける考え事の断面。

実家に出戻りしてからの話

2018年の4月末に東京を去った。6年半のシェアハウス生活が終わった。

6年半で3軒のシェアハウスで暮らした。ギークハウス水道橋、妖怪ハウス、サウ、他にも何週間か住んだり居候したりした。とにかく集住しながら東京に6年半暮らした。大学の在学期間より小学校より長い期間、東京で気の合う奴らと過ごした。

上京して最初のうちは全然ダメで、去る時も全然ダメで、結局全然ダメなまま実家に戻った僕だけど東京を離れる時には何故か婚約者がいて年収は120万程度で月収だと40万程度だった。でもすぐに出社できなくなるから全然ダメで、メンタルがとても弱くてすぐ根を上げてしまう僕はその当時の婚約者に限らず常に恋人の存在を精神の支えにしていた。そもそも僕は常に死んでしまいたいと思っている人間なので死なないように友達を作ろうと19歳の時に思ったのだ。自分が死んで悲しむ人が少しでも増えれば自殺を思いとどまるだろうと臆病な考え方で友達を作るように励んだ。

18歳までほとんど友達のいなかった僕だったけど東京から実家に戻る時には「ぐっちょむは顔が広いからな」と惜しんでもらえるくらいになった。そして東京を去って一年後には結婚したいと言っていた婚約者とは今年の4月に別れて今は無軌道な生活を送っている。どこに向かって行けば良いのか自分ではわからない。ただ死ぬことだけは今まで外していた選択肢の中からこちらを睨んでいる。

実家に帰って安定して家庭を持って……などと考えていたけどやっぱり甘かった。少し何かへこたれてしまうと0か100かで考えるこの頭が悪い。そしてすぐ扇動的で刺激的な方へ転んでしまう。なんとなしにヤケクソでただ破滅できればいいなと思うけど死ぬのは怖いという日が続いてる。僕はどうすればいいんだろうなあ……。

なんだかわからないけど人生は続いて行く。このなんだかわからなさがたまらなく苦痛で仕方ない。なんなんだ。なんなのかわかりたい。ただ続いて行くのが人生なのか?誰か教えてほしい。生きていればそれでいいと僕もついつい他人に言うがそんなことは無い。生きているだけでつらいんだ。

来週くらいには前向きな考えに変わっていますように、と自分をなだめて毎日寝ています。前向きになっていますように。