脳内模写

言葉で描ける考え事の断面。

妄想

現在の世界情勢は閉塞している。60年間の平和はかりそめの物であった。敵対するイデオロギーの着地点を見い出さぬまま、凍った戦い「冷戦」が始まった。そして60年間、朝鮮半島は冷戦を真空パックし現在にその緊張を伝え続きてきた。

そしていま、北朝鮮は韓国に向けての砲撃を開始し、有事は起こった。北朝鮮の親玉である中国は中華思想により世界の版図をモンゴル帝国の頃にまで戻そうと考えている。世界を手中に収め、その中心に咲く一輪の華として君臨するためだ。しかしこれに対する超大国が存在する。アメリカは世界の軍事力の過半数保有し、治安維持という名目の元で各地に侵略戦争を行い続けている。アラブ諸国は犠牲となった。お仕着せの民主主義が果たして機能するのであろうか。日本を見て欲しい。マスメディアは論調をコロコロと変え、民意を操り次々と首相をすげ替えて行く。国民は賢明では無い。その判断は不安定で100%を反映すると国の行く先が不明確になるのは明確である。

私はこの国をもとあるべき姿に戻したい。江戸時代である。まずは道州制を導入し、各地方の自治はそれぞれの道州に任せる。国は道州の代表による合議によって選出され、天皇からの任命を受けた首相が納める。内政は道州、外交と治安維持はImperial Japanが担当する。陸海空軍を設置し、非核保有国、有色人種、非資源産出国の代表として国連常任理事国入りを果たすのである。

また同時に東アジアの一体化を推し進める。インドからモンゴル、日本に至るまでの諸地域を東アジア連合としてまとめ上げ、各国の目標ー持続的な和平と発展ーを共に目指すのである。そして同時に環太平洋連合としてオーストラリア大陸から南北アメリカ大陸までの国益を一致させる。どして世界中の国々が共に平和と発展を目指すため、世界政府を樹立する。名前は三つ目の国連として国際連邦とする。そうして世界市民一人一人が同じ地球人であるという自覚を持ち、各地の資源の偏りによる格差の是正や、技術的交流の促進を行い、宇宙開発を推し進める。こうして生命の生活圏は宇宙へと広がり、我々人類はさらなる飛躍を手に入れるであろう。

これが僕の考える夢の序章です。