抽象と具体
俺は考え方を具体化することが苦手である。
何かを見聞きするとまず要素を解体して、それぞれを分類していく。
そうして共通項を暴いていくことがこの上ない快感になっている。
物事を抽象化すると色んな概念を単純な原理に当てはめていけるのでとても楽になる。
当てはまらなかった概念は新しい原理を生んだり既存の原理の拡張に使われる。
抽象化は考える時に使われる事で具体化は実行に移す時に使われる事かなと最近思う。
俺はいつもグダグダと言い訳を並べ立てて行動せず妄想に逃げてきたので具体的な思考が苦手なんだろうなと思う。
それに加えて具体的な事を述べると誤解される恐れがあると考えてる。
多面的=抽象的な物の一面を切り出す事が具体化だと考えているので、概念を具体化すると具体化の原動力となった情報を削ぎ落してしまう事になる気がする。
そうして具体化された情報量の少ない物事を他者に表現すると誤解が生じると思ってる思ってるのかな。
そんなこんなで俺は物事を具体的に考える事が苦手です。
具体的に考える方法を教えてください。
そして俺の曖昧な言動に突っ込みを入れて下さい。