脳内模写

言葉で描ける考え事の断面。

テレパシー

思ってる事を直接他人の脳内に送り込んだり送り込まれたりするあれ。

ずっと使いたかったし今でも使いたい。

恐らく意思疎通が苦手で自分の情報と周囲の情報のやり取りに

誤差が多かったからそう思ってたんだろう。


でもテレパシーで伝えたところで100%の意図が誤差無く伝わるんだろうか?

誰かの意図の一部を誰かにコピーしたところで解釈と言うフィルタを挟まなければならない。

脳みそを丸々コピーしないと無誤差で伝えるのは無理だろう。

そしてたとえコピー人間が生まれても解釈のフィルタが増えるだけだろう。


ある思考を生んだ自我から思考が離れて行くほど誤差は大きくなる。

自分の考えであっても過去の思考は時間的な距離が大きいので新たな解釈が生まれる。

他人に考えを伝えるとこれまた自我から距離があるので解釈が入って意図は変質する。


半年ほど前からどんどんこの変質が楽しめるようになってきた。

原型となる意図の破壊であると同時に新たな意図の創造であると気付いたからだ。


こうやってどんどん森羅万象が立体的になっていく。

やっぱり物事には流れの存在が必要不可欠で、それが生きてるってことだろう。